国:日本
テーマ:メディアリテラシー、差別意識、外から見た日本
今回は写真ではありません。
この文字を見てください。
(画像ですので、拡大して印刷することもできます)
こういうテロップ(字幕)をテレビで見たことがありませんか?
その時、ゲラゲラと笑っていませんでしたか?
日本に5年間住んでいるというDAVIDさんはオーストラリアのテレビ番組でこんな字幕をつけたら間違いなく大問題になるし、テレビ局にクレームが殺到するだろうと言って眉をひそめていました。
もし、英語を話しているあなたの映像にこんなテロップがついていたらどうでしょう?
そして、それを見て誰かがゲラゲラと笑っているところを想像してみてください。
どんな気持ちになりましたか?
【補足】
CMなどで外国人が起用される時に、よくオーバーなアクションをしますよね。
「ワーーーオ!」みたいな声で叫んだり、大きく手を広げたり、大げさに手を振ってみたり、他にもホームドラマなどのアテレコの声も妙に芝居掛かったものになっています。
(なだぎ武さんのモノマネをイメージしてもらったらわかりやすいかもしれません。)
「ガイコクジン」を異質なものとして捉え、それを笑いにする。
そういった表現に触れるたびにDAVIDさんは嫌な気持ちになるそうです。
日本語にも精通し、日本文化もよく知るDAVIDさんならではの気づき。
気づかなかったから悪くないもん。ではなく、気づくこともないぐらい根深い問題であると捉える必要があるのかもしれませんね。考えさせられる話だなーと思ってまとめさせていただきました。
語り手:DAVID SMITH(デイビッド スミス)
出身:オーストラリア
日本に住んでいた(る)期間:2007-2008,2011-2012,2013-現在
聞き手:糀広大
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