2016年2月18日木曜日

ハゲ山と牛

地域:アフリカ
国:マダガスカル
テーマ:環境問題

この写真をみてください。
何が見えますか?



マダガスカルではもともとあった90%の森林が失われたと言われています。
焼き畑のため、野焼きのため、そして時には燃料として、また近年では地下資源を採掘するためにも木が切り倒されています。
さまざまな理由はあれども、次々と失われていった豊かな森林。
マダガスカルの豊かな生態系を壊しています。
(マダガスカルにはさまざまな珍しい動物が生活をしています。童謡として有名なアイアイなどもマダガスカルの固有種である話や、映画のマダガスカルの話などを通じてマダガスカルの動物たちの話をするのも◎)



この写真は一見きれいに見えるかもしれません。
でも、この広がる黄緑の山間ももともとは豊かな森林が広がっていたと言われるとどうでしょうか?

マダガスカルの残された10%の森林を守るために、何ができるのでしょう。


※コメント
「森林をつぎつぎに消費しているマダガスカルの人が悪い」といった単純な話ではない。
マダガスカルは世界の中でも最貧国の一つ。
森林を切り拓かなければいけないのには理由があり、そこに日本も無関係ではないということを自覚したい。

語り手/写真:佃麻美(つくだまみ)
活動時期・形態:2009-2011 ・青年海外協力隊(村落開発普及員)
聞き手:糀広大

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